子どもにイラっとしたときの対処法
どんなにかわいいわが子でも
忙しい日々の中でイラっと
してしまうときがありますよね。
あなたは、イラっとしたとき
どうしていますか?
前回の記事で
感情に任せて子どもを怒っては
いけないという話をしました。
子どもといい関係を作るためには
自分の怒りをコントロールする力
すなわち
アンガーマネジメント
が欠かせません!
アンガーマネジメントを
身に付けることで、
・自分の感情を受け止められる
・ストレスが軽減する
・子どもと良い関係を築きやすくなる
・生産性が上がる
などメリットが盛りだくさんです!
今回はそのアンガーマネジメント
を紹介していきます!
アンガーマネジメントを学ぶ前に、
怒りがどのように発生するかを
理解しておきましょう。
人は自分が今まで大事にしてきた
価値観を裏切られたときに
怒りが生じます。
例えばあなたが
「食べ物を粗末にしてはいけない」
とよく言われて育ったとします。
それなのに
自分の子どもが嫌いな食べ物を
床に落としたら
自分の大切にしてきた価値観と
現実のギャップに怒りを感じるのです。
さらに、
・子どものために
栄養のことも考えて作ったのに
・仕事でつかれていたけど
頑張ってつくったのに
・さっき掃除したばっかりなのに
と、「…のに」が積み重なるほど
余計に怒りが大きくなることでしょう。
では、
怒りとは何かわかったところで
アンガーマネジメントの方法を
紹介していきます!
①頭の中で6秒数える
「6秒ルール」
というのを聞いたことはありますか?
怒りの対処で大切なのは
怒りに反射しないこと
だそうです。
6秒あれば怒りを抑え、
少し理性を取り度すことができます。
頭の中で「1…2…3…」と
カウントしてみましょう。
②怒りを点数化する
6秒カウントをしている間に、
怒りに点数を付けます。
普通の状態が0
人生最大の怒りを10として
10段階で怒りを評価します。
怒りの感情を客観視できるので、
怒りを抑えるのを助けてくれます。
また、
前は5だったけど今日は3だったから
怒るほどではないかもしれない。
と冷静に感情を選択できるようになります。
③その場から離れる
それでも怒りが収まりそうにないときは、
その場から離れてみましょう。
お子さんが小さいうちは
家からは出られないかもしれませんが
・トイレに移動してみる
・寝室で好きな動画をみる
などはどうでしょうか。
怒りの対象から気をそらすと
冷静になることができます。
④「○○すべき」を捨てる
「ごはんはお行儀よく食べるべき」
「ゲームは宿題が終わってからやるべき」
「夜10時には寝るべき」
全部間違ってはないかもしれませんが、
毎日完璧にしようとすると
うまくいかなくてイライラのもとに
なってしまいます。
自分の中で
どうしても譲れないことを考え、
それ以外のものは
許容する
あるいは
許容できる範囲を広げる
ということをすると
イライラを減らすことができます。
また、どうしても譲れないことは
子どもにもわかるように
しっかり言葉で伝えることで
子どもも、
「これをしたらお母さんは怒る」
と理解することができます。
アンガーマネジメントは、
練習をすれば誰でもできるようになる
と言われています。
大事なのは知識で終わらせるのではなく、
日々の子育ての中で
繰り返し実践していくことです。
まずは、
自分の中で何がいちばん許せないことか
を考えてみてください。
そして、
これからイラっとすることがあったら
頭の中で6秒数え、
「本当に怒る必要があるか」
考えてみてくださいね!
アンガーマネジメントを身に付け
イライラしない子育てライフを
送ってください!