なぜ子どもはグレるのか
こんにちは!
かやぱん先生です。
「最近子どもが反抗的で、、、」
というお母さんのお悩みをよく聞きます。
理由も分からず
子どもが反抗的な態度だと
「このままグレてしまったらどうしよう」
と心配になりますよね。
お子さんに
素直にのびのびと成長してほしい!
と思っているお母さんは、
ぜひ読んでいってください✨
マズローの5段階欲求
というのをご存知でしょうか?
人の欲求は5段階あるという
心理学では非常に有名な理論です。
下の欲求が満たされることで
次の欲求に向かうと考えられています🌱
自分のお子さんが
今どの段階にいるのか
気にしながら見てみてくださいね!
①生理的欲求
生きるための本能的な欲求です。
食事、睡眠、排泄などがこれに当たります。
これはクリアしているのではないでしょうか。
②安全の欲求
心身ともに安全でいたい
と思う欲求です。
健康面、金銭面、環境面も含みます。
いじめや虐待を受けている場合、
この欲求が満たされていない
ということです。
③社会的欲求
家族に愛されたい、集団に所属したい
という欲求です。
その子にとって
両親に愛されていないと感じたり
友達の輪に入れないと感じたり
している場合はこの欲求が満たされません。
⚠️注意したいのは、
「他人から見て」ではなく
「その子にとって」というところです。
④承認欲求
他社に認められたいという欲求です。
子どもの姿でよく見る
- 「みてみて!」とやたら人に見せたがる
- 友達同士でマウントを取り合う
という行為はこの欲求を
満たそうとしているんですね。
⚠️これも、「その子にとって」
満たされているかどうかです。
⑤自己実現の欲求
自分自身のなりたい姿に向かいたい
成長したい
という欲求です。
この段階に到達している子は、
褒められるために頑張ったり
やたら人に自慢したりせず
自分の成長に喜びを感じる
ことができます。
ここまで来れば、
親が手を貸さずとも
子どもは自分の力で
どんどん成長していくでしょう。
さて、どうでしたでしょうか??
お子さんの今の欲求段階がわかったら、
次はその欲求を満たすことが優先です。
今の段階を飛び越えた段階のことを
要求してしまうと、
子どもはグレていってしまいます。
例えば、
友達との関係がうまくいっていない子に
「勉強を頑張りなさい」と言っても、
③の社会的欲求が満たされていないので
勉強を頑張ろうと思えず
結果として反抗したり
「親は自分のことをわかってくれない」
と思ったり
するわけです。
つまり!
逆に考えると、、、
勉強を頑張ってほしい
スポーツの練習に励んでほしいなど、
成長のために努力させたい
と思うのであれば、
④までの段階を満たしてあげれば
いいんです!💡
そうすれば自然と
⑤自己実現の欲求に向かい
成長のために努力することが
喜びに感じられるはずです!
自分のお子さんが
③の段階だったお母さん、
まずはぎゅっと
抱きしめてあげてください。
自分のお子さんが
④の段階だったお母さん、
どんな出来栄えでも
たっぷり褒めてあげてください。
子どもの反応が変わるのが
手にとるようにわかるはずですよ!
お子さんがのびのび成長し
お母さんの頑張りが報われますように!
ではまた!